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練馬 チェンライ2/メンライ [練馬]

このお店を書こうかどうしようか、なぜかはばかられるのは、たぶん一度しか行ってなくてお店の雰囲気をはかりかねているせいだろうと思う。私のブログに影響力はないが、それを理由にするのは嫌な感じ。


ただ、幸い多分見つけにくい。サイトもあるがヒットしにくく、場所も駅から微妙に歩く。
一階がタイの飲み屋さんで、その上の階でマッサージを受けられる。目印は有名なカレーチェーン店。


このお店の魅力は価格。タイ式2時間が7300円。


2010年になったばかりの真冬だったと思う。
辛いカレーでも食べて温まろうとふらふら歩いていたら、青い光を放つスナックを見つけ、店に顔を寄せるとタイのお店。タイ料理食べたいな、と思ったが、カラオケが聞こえ、メシのためだけに入る雰囲気ではなかった。

その日はおとなしくカレーを食べて帰り、自室でその店名を検索した。すると、タイマッサージもやっていると。しかもやたら安い。すぐにでも行ってみたかったが、私は空腹で行くことにしているので翌日にした。


練馬  チェンライ2/メンライ  飲み屋さんの名前がチェンライ2、マッサージ店がメンライ


22時近く。電話すると、今日は休みだと言う。駆け引き、というつもりはなく、ではまた今度、というと、今から用意するから30分後に来い、という。


マッサージの看板は特にないので、見知らぬ他人の家を訪問するようで緊張する。
ワンルームのなかではぽっちゃりした、かわいい色白の嬢が迎えてくれた。

ヒトミです。二回目ですよね?

他人の空似か、一回目と二回目に違いがあるのか、とかぎくっとしたが、初めてだと答えた。


この嬢はサイトで紹介されているが、実物はずっと若くかわいい。

お茶をもらって会話しながらコースを説明してもらう。
挨拶の発音をしきりにほめられたが、嬢の日本語の足元にも及ばない。日本語を勉強して八カ月というレベルではない。

素敵だったフレーズ。

「上も下も暇。」

なんか下宿屋のおかみが「上も貸します、下も貸します」と言うのを連想した。

ためになったタイ語。

凝ってる場所を聞かれ、ゴン(尻)、と言うと、笑って、それは少しだけ品のない言い方だという。上品な語彙は、と教えてもらったが忘れてしまった。

料金後払いでマッサージは始まった。


本来は休業だったせいで、暖房が行き届いていずとても寒い。毛布をかけてくれてそこに手を突っ込んで揉んでくれた。
仰向けスタートだったのは初めてだった。流派とかの違い?


ナッタポーンほど上手いとは言えないと思うが、充分に強揉みで、凝りをその場でつぶしていくようなスタイルだった。

会話中、オイルもいいよ、と何度か言われたので次来る時はそうしてみよう、と思った。
ありがたいことに、終わり際、お試しでオイルマッサージとバームマッサージをしてくれた。

尻が疲れていると言ったせいもあるが、パンツを下げられ、なぜか、すごく尻を広げられたのが恥ずかしかった。

本来は「真ん中だけ」(嬢のフレーズ)隠すらしいが、タイ式の流れでのサービスだったので、パンツをおろしてやってくれた。


終了後、熱い緑茶をいれてもらって談笑。

施術で疲れた嬢が伸びをすると立派なタオノム。しきりに伸びをするので、再訪を決意する。

ティータイムを設けるなど、癒される。スナック接客をしているからか。

料金を支払って帰ると、飲み屋からもお嬢さんやママが出てきて挨拶してくれる。中にすごく美人な娘がいてはっとする。

書いてて行きたくなってきた。


隙だらけのような、そうでもないような、不思議な印象を残す店でした。
その後、お店のウェブサイトはなくなってしまった。

それと前後して、ひとみさんのケータイも違う人が出るようになり、2回目の訪問はかなっていない。
とはいえ、チェンライ2は元気に営業しているようなので、いずれ行ってみたい。
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